経済学と商業では、エンドユーザー (End-user) を、商品を使う人と定義する。エンドユーザーは顧客とは違う概念である。顧客は商品を買ったとしても、必ずしもそれを使うとは限らない。例えば、ゾウの餌を顧客として買うのは飼育係だが、エンドユーザーはゾウである。契約書などでは、「エンドユーザー」という用語は再販業者でない者を示す。この定義で見れば、飼育係に餌を売った業者が非エンドユーザーで、飼育係はエンドユーザーということになる。エンドユーザー使用許諾契約書(例えば、ソフトウェアインストール時のライセンス契約確認画面)では、この定義で「エンドユーザー」という用語を使っている。
エンドユーザーの議論は一般的にコンピュータアプリケーションに関する文脈で行われる。