OEM(オーイーエム)とはOriginal Equipment Manufacturingの略で他社ブランドの製品を製造すること、またはOriginal Equipment Manufacturerの略で他社ブランドの製品を製造する企業である。日本語では、相手先ブランド製造と訳される。
OEMは家電や自動車メーカーなど様々な業種で利用されている。
OEMを行う理由は市場の時期により大きく3つに分かれる。というよりもほとんどすべての時期でOEMが有効である。
- 市場が立ち上がる時期。製造の技術やラインを持たない企業にとって、自社製造を開始するまでの期間OEM供給を受ける事で他社との市場投入の差を埋めることができる。
- 市場が成長期を迎えた段階。自社生産が追いつかない時に他社に委託する。
- 市場が衰退する時期。自社生産から撤退し低コストで市場への製品供給が可能となる。
また、中小企業等営業力の弱い企業においてはOEM先の営業力を活用できるメリットもある。
販売ブランドが流通業の場合はプライベートブランド(PB)と呼ばれることが多い。