SQL(エスキューエル,シークェル)は、リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) において、データの操作や定義を行うためのデータベース言語(問い合わせ言語)である。リレーショナルデータベースの関係モデル(リレーショナルモデル)における演算体系である、関係代数と関係論理(関係計算)にある程度基づいている。 データベース言語国際標準としてのSQLは何かの略語ではない。
SQLは、シークェル [ˈsiːkwəl] と読まれることもある。これは、SQLの元となったデータベース言語が、IBM社が開発したRDBMSの実験実装である System Rの操作言語「SEQUEL (Structured English Query Language)」であったことが由来である。
SQLに対しては、関係代数と関係論理に忠実に準拠していないとして批判する意見がある(The Third Manifesto- クリス・デイト、ヒュー・ダーウェン)。