民法上の社員、即ち社団、特に社団法人の構成員(出資者)のことを意味する場合、権利能力なき社団いわゆる任意団体の構成員、会員制のサービスの利用者などを意味することもある。特に会員制ゴルフでは会員権の所有者のみ利用できるサービスもある。
民法上の社員、即ち社団、特に社団法人の構成員(出資者)のことを意味する場合、権利能力なき社団いわゆる任意団体の構成員、会員制のサービスの利用者などを意味することもある。特に会員制ゴルフでは会員権の所有者のみ利用できるサービスもある。
歴史的には、事象、事物、過程、事実などの対象について知りえたこと、「知らせ」の意味で使われてきたもので、情報学の発展の中で、より広い意味で使われるようになったものである。
一方、今日では、コンピュータによる情報処理を前提とした情報(データ)が問題にされることも多い。情報の本来の定義に基づき、情報とデータを区別して、情報を「意味を持つデータ」と考える見方もあるが、こうした分野では、全体的に情報の意味が問題にされないことが多いため、結果として、情報とデータは区別されないことになる。この場合、情報は「意味が問題にされない情報」として扱われていることになり、本来の「意味が問題にされる情報」とは区別して考える必要がある。
サービス(英:service)とは、経済用語において、売り買いした後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のことである。第三次産業が取り扱う商品である。法令用語では、役務(えきむ)ともいう。
プログラム(program)または計算機プログラム (computer program) とは、コンピュータの行う処理(演算・動作・通信など)の手順を指示したもののこと。算譜(さんぷ)と訳されることもある。
プログラムはコンピュータが動作するために必須である。コンピュータが柔軟に判断しているように見える場合でも、あらかじめ「こういう状況ではこうする」という処理を人間(プログラマ)がプログラムとして指示しているのである。
ワイアードプログラム方式では、処理の手順を表す電気的配線がプログラムである。プログラム内蔵方式(ストアードプログラム方式)では、個々の処理内容を符号化した命令を、手順に従って並べたものがプログラムである。後者の方式のひとつであり現在主流であるノイマン型コンピュータでは、プログラムを記憶装置上に番地つきのデータとして蓄えておき、 CPUが記憶装置の所定の番地から1命令ずつ読込んで実行する。
処理の手順をアルゴリズム(算法)と呼び、プログラムを作ることをプログラミング(作譜)、そのために用いられる人工言語をプログラミング言語(算譜言語)と呼ぶ。アルゴリズム、プログラム、プログラミング言語は、通常の文章に喩えると、それぞれ内容、文書、自然言語に相当する。プログラミングでは、まず人間にとって理解しやすいプログラミング言語で書かれたソースコードとよばれるプログラムを作成し、それを翻訳して機械が解釈できる形のプログラムである実行ファイルを得るという手順を踏むことが多い。
ソフトウェア(英: Software)とは、コンピュータシステム上で何らかの作業を行うプログラム群、プロシージャ群、それらに関する文書を指す用語である。物理的装置であるハードウェアと対比させて言うときに使う。プログラムとほぼ同義だが範囲は更に広い。日本語では略して「ソフト」とも呼ばれる。
ソフトウェアには、ワープロソフトのように生産的な仕事を行うためのアプリケーションソフトウェア、アプリケーションソフトウェアに必要なサービスを提供するハードウェアとのインタフェースとなるオペレーティングシステムのようなシステムソフトウェア、分散システムを制御・管理するミドルウェアなどがある。
ハードウェア (hardware) とは、あるシステムの物理的な構成要素、および物理的構成要素の集合体のこと。日本語では一般的な意味での機械であり装置や設備のことを指し、「ハード」とも呼ばれる。
本来、英語では金物・雑貨を表す言葉であり、コンピュータの学会、業界において、コンピュータシステムを動かす、演算装置等、無形の動作指令系であるソフトウェアと、計算機装置などの物体そのものとに切り分けて語る為に生まれてきた。「コンピュータ ソフトなければ ただの箱」という有名な川柳の「箱」の部分がハードウェアに相当する。
後に、コンピュータに限らずより大きなシステム、たとえば空港などの施設、企業、都市、国家などの機能を持った集団に対しても同様の切り分けを行い、運用規則、サービス、法などをソフトウェア、用品、設備、建物などをハードウェアと看做して対比する用法も発生し、用いられている。
コンピュータのハードウェアは、デジタル回路なども含めたコンピュータの物理的部分であり、その上で実行されるソフトウェアと区別される。コンピュータのハードウェアは、ソフトウェアやデータに比較するとそれほど頻繁に変更されることはない。逆に言えば、ソフトウェアは頻繁に生成・変更・削除されるために soft(柔らかい)と称されている。ファームウェアはソフトウェアの特殊形態であり、ほとんど変更されることがないためROMなどに格納される(また、firm = 「堅い」と称されるのも、そのためである)。
多くのコンピュータ・ハードウェアは一般人の目に触れることがない。というのも、そのほとんどが自動車、電子レンジやCDプレイヤーなどの家電製品、心電図計などの各種医療機器(ME機器)などの様々な機器内に組み込みシステムとして存在しているからである。実際、パーソナルコンピュータのCPUとして使われているマイクロプロセッサは、全マイクロプロセッサ生産数のほんのわずか(2002年で、約0.2%)にすぎない。
システム(英: system)は、相互に影響を及ぼしあう要素から構成される、まとまりや仕組みの全体。系。一般性の高い概念であるため、文脈に応じて系、体系、制度、方式、機構、組織といった多種の言葉に該当する。
それ自身がシステムでありながら同時に他のシステムの一部でもあるようなものをサブシステムという。
プロセスとは、情報処理においてプログラムの動作中のインスタンスを意味し、全ての変数やその他の状態を含む。マルチタスクオペレーティングシステムでは多くのプロセスを並列実行するためにプロセス間でコンテキストスイッチを行うことがある。スレッドとは異なり、OSから記憶領域やディスク資源を割り当てられて、処理を実行する。
組み込みシステムのオペレーティングシステムでは、プロセスをタスクと呼ぶことが多い。「プロセス」(あるいはタスク)という用語は「時間を占める何か」であり、対照的に「メモリ」は「空間を占める何か」である。タスクという語は、タスク=スレッドの意味で使われることもあり、プロセスという語より適用範囲が広い。また、ジョブがユーザーから見た処理の単位であるのに対し、「プロセス」は、コンピュータ側から見た処理の単位。
ひとつのCPUスレッドにおいてはある一時点にひとつのプロセスしか実行できない。Athlon 64 X2のようなデュアルコアのプロセッサでは、2つのプロセスを一度に実行することができる。インテルのPentium 4での同時マルチスレッディングはそれとは異なる設計である。マルチスレッドでないプロセスに関して言えば、メモリレイテンシを隠蔽することによってコンテキストスイッチを高速化する効果が期待できる。
主プログラムを1つのプロセスとし、それ以外を並列に動作するプロセス群として独立させ、非同期に動作するサブルーチンとして実装することもある。プロセスはリソースを所有しており、メモリ上のプログラムの「イメージ」はそのようなリソースの1つと言える。マルチプロセッシングシステムでは多くのプロセスが同じリエントラントなプログラムのメモリ上のコピーを共有しているが、プログラムの「イメージ」は個々のプロセスが所有していると言える(多重仮想記憶)。
以上の説明はオペレーティングシステムに管理されるプロセスにも、プロセス代数で定義されるプロセスにも当てはまる。
技術者(ぎじゅつしゃ)とは、基礎となる学問や知識を具体的なものづくりやプロセス、システムの開発に応用する専門家のこと。
理学(数学・物理学など)・工学(機械工学・電子工学・情報工学など)分野の知識を基礎とし、有用な物や工程・システムを設計・開発する人は特にエンジニアとも呼ばれる。自然科学分野で基礎研究や新しい技術の開発をする人は、別途リサーチャーと呼び分けることもある。
20世紀後半以降、物のなかには具体的な形をもつハードウェアだけでなく、それを使うためのソフトウェアが含まれるようになっている。また、技術者が製作したものを正しく動作させるための運用・保守に関わる職種も技術者に含む。
技師・技士とも呼ぶことがあるが、これらは役職名・資格名を指すことが多い。技師という表記は臨床検査技師、診療放射線技師といった医療関係や食品分野の技術者に、技士は施工管理技士など、技術者資格の名称によく使用されている。
外国に於けるEngineer(エンジニア)の称号は、工学学位が必要等明確な制限がある場合が多い。
行政機関(ぎょうせいきかん)は、行政の事務を担当する機関のことであり主要な公共機関のひとつ。主に国の行政事務を担当する機関を指すが、地方公共団体の自治行政の事務を担当する機関を含めることもある。立法機関(立法府)、司法機関(裁判所)と対比される。国と地方公共団体の行政機関を総称して行政庁(下記の講学上の概念とは異なる)ともいう。